春の味は苦味

春の味は苦味

「春は苦味を盛れ」という言葉をお聞きになったことはありますか?

冬に凝り固まった身体に刺激を与えて春の準備をさせるために、春の山菜には苦味やえぐみがあるそうです。

昨夜、その考えに則って「ふきのとう」のてんぷら、「たけのこ」ご飯、春を告げる魚ということで「鰆」を食卓に出してみました。 てんぷらは石垣島のお塩で頂きました。
体調が崩れると皮膚(爪・髪の毛を含む)の生成に影響が出ます。
季節の変わり目ですので、日本古来の食への考え方を取り入れ元気に新年度を過ごしたいですね。

アスリートの爪の管理を担当していますと、食生活や生活習慣も勉強することが多くなり、これはスポーツをする人だけではなく一般の方々にも当てはまることが多いと思いますので、ご参考までに食材の栄養素や働きについても書いてみました。 良い爪のためには腸内環境、血液の質、血管の状態、体温に気をつけて頂きたいと思います。

「ふきのとう」:てんぷらにしました
デトックス効果や抗酸化作用があります。
塩分などを排出するのに必要なカリウムが多く、ビタミンEも豊富です。
健やかな肌や爪のためにはビタミンEは不可欠です。
食物繊維も多く便秘予防や改善が期待できます。
香り成分の「フキノリド」は胃を丈夫にし、腸の働きを整えてくれます。
ケンフェロールという物質は免疫力UPに効果が期待できます。
アルカロイドは腎臓のろ過機能や肝機能を高める助けをしますが、食べ過ぎると下痢を起こす可能性もあるので注意が必要です。

「たけのこ」:炊き込みご飯にしました(キヌア入り)
食物繊維の宝庫です。よって便秘の予防改善やコレステロールの排出に役立ちます。
筍にもカリウムが含まれていて、むくみや高血圧の予防に有効ですし、なにより低カロリーなのが嬉しいですね。
*キヌアについてはこちらの過去のブログをご覧ください

「鰆(さわら)」:大麦粉のソテーにしました
身は一見白身に見えますが、さばやいわしなどと同じいわゆる「光物」の魚です。
DHAやEPAといった脂質は皆様もご存知の通り脳に良いとされています。
この脂質はしっかり摂取したいものです。
たんぱく質やカルシウムは魚ですので当然豊富です。
なんと鰆にもカリウムが含まれているのです! 冬に浮腫んだ体には有り難い食材です。 また、たんぱく質をエネルギーに変えたり、皮膚(爪・髪含む)の再生成にも必要なビタミンB2も豊富です。

「牡蠣」:豆乳スープにしました
海のミルクと言われています。
血管や味覚を正常に保つのに必要な亜鉛が豊富です。
鉄分や銅、カルシウムなどのミネラル分が多く含まれています。
また疲労回復に有効なタウリンも豊富です。

「クレソン」:豆乳スープにしました
抗菌や血液の酸化防止の働きをするシニグリンが豊富です。
緑黄色野菜ですのでベータカロティンが多く、これは体内でビタミンAになり皮膚や粘膜に必要な栄養素です。二枚爪になりやすい方は緑黄色野菜の不足かもしれません。 もちろん免疫力UPにも必要な栄養素です。
デトックスに欠かせないカリウムや貧血予防の葉酸も含まれています。

「マッシュルーム」:豆乳スープにしました
きのこですが、たんぱく質が豊富です。
ビタミンB群や食物繊維、亜鉛やカリウムも多く含んでいます。
エネルギー代謝や肌の調子を整えるためのパテトン酸、ナイアシンも豊富です。
マッシュルームは疲労回復や消臭効果も期待できますので、イソフラボン豊富な豆乳と合わせるとより効果的です。

「豆乳」:スープにしました
食物性のたんぱく質、イソフラボンが豊富で骨粗しょう症予防に期待されています。 アンチエイジングに有効なサポニンやコレステロールを排出する役割のあるレシチン、腸内環境を整えるオリゴ糖も含まれます。
ビタミンB群や血行改善やささくれ対策に必要なビタミンEも多いです。
カルシウムが骨になる際に必要なマグネシウムも含まれています。
なんと豆乳にもカリウムが含まれていますので、むくみやすい人には嬉しいです。 ただし、豆乳も過剰摂取は別のリスクがありますので、ほどほどに。

色々な種類の食材をバランスよく摂取されること、摂取するために吸収する腸を綺麗に保つこと、再生のためにしっかり寝ること、激しい一喜一憂を避けること、適度に運動すること、光を浴びること、色々大切なことはありますが、できる範囲で取り入れやすいことから試してください。

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